「臨在の主」
出エジプト記13章17~22節
(1)主の道。
神様はモーセによってイスラエルの民をエジプトから導き出されました。カナンの地に直通している道がありましたが、そこでは戦いが避けられないので荒野の道へ導かれました(17、18)。荒野の旅は大変厳しいものでしたが、主の民が平和に歩むために備えられたものでした。
(2)ヨセフの遺言。
イスラエルの民はヨセフの遺骸を約束の地に携えていきました。それはヨセフが神様の約束を信じて遺言したものでした(創世記50:24,25)。神様はみ言葉通りに実現してくださったのです。
(3)臨在の主。
「主は彼らの前に行かれ、昼は雲の柱をもって彼らを導き、夜は火の柱をもって彼らを照し、昼も夜も彼らを進み行かせられた。昼は雲の柱、夜は火の柱が、民の前から離れなかった」(21,22)。
主は彼らの前を進まれました。主は私たちの歩むべき道を知っておられます。主に尋ね求めるならば導いてくださるのです。
イスラエルの民から「昼は雲の柱、夜は火の柱が、民の前から離れなかった」と記されています。神様はどんな時でも共にいてくださる方です。イスラエルの民が過ちを犯した時にもモーセがとりなしによって神様が共にいてくださったように、イエス様のとりなしによって神様はいつも私たちと共にいてくださるのです。
私たちもどんな時でも主の約束を信じて人生の旅路を歩むものでありたいと願います。