「あなたはどこにいるのか」
創世記3章1~15節
(1)へびの誘惑。
神様は神のかたちに人間を創造されました。そこで人は自分の意志で考えて行動していました。
そこにへびが誘惑するために現れました。女性は神様の命令を知っていましたがあいまいに覚えていました。へびは女性の答えのあいまいさに付け込んで「決して死ぬことはない」と断言し、神様の命令の意図を悪く伝えました(5)。そこで二人とも神様から禁じられていたにもかかわらず善悪を知る知識の実から身をとって食べました。
(2)呼びかけて下さる神様。
「主なる神は人に呼びかけて言われた、「あなたはどこにいるのか」」(9)。
神様は人が隠れているのを知って呼びかけて下さいました。神様はすぐに裁くことをせずに悔い改める機会を与えて下さいました。けれどもアダムはエバと神様に責任を転嫁し、エバはへびに責任を転嫁して悔い改めることをしませんでした。そこで神様はへびと共に人を罪あるものとして裁かれました。
けれども人が死んで終わりとなるのではなく神様は救いを用意して下さいました(15)。神様は罪ある私たちに自ら近づいて下さり、イエス・キリストによる救いを成し遂げて下さったのです。
私たちは神様の呼びかけに応答しいつも神様の前に立ち返る者でありたいと願います。