鳥取信和教会
「生ける水」
ヨハネによる福音書7章37~44節

(1)主イエスの勧め。
 「祭の終りの大事な日に、イエスは立って、叫んで言われた、「だれでもかわく者は、わたしのところにきて飲むがよい。」(37)。
 イエス様は仮庵の祭りの最後の日に群衆に「だれでもかわく者は、わたしのところにきて飲むがよい」と語りかけました。仮庵の祭りはイスラエルの民がエジプトを脱出して後、神様に導かれて荒野で四十年間旅したことを記念する祭りでした。荒野で民はたびたび飲み水がなく乾いていましたが、その度に神様がモーセを通して水を与えられました(出エジプト17章等)。
 イエス様はローマの支配下にあってイスラエルの民が苦しんでいることをよく知っておられました。そこで霊的に乾いている者にイエス様のもとに来るように勧められたのです。

(2)生ける水。
 「わたしを信じる者は、聖書に書いてあるとおり、その腹から生ける水が川となって流れ出るであろう」(38)。
 イエス様は信じる者に生ける水である聖霊を与えて下さることを約束されました。私たちの思いや考えではなく、聖霊に導かれみ言葉に従っていく時に愛、喜び、平和に満ち溢れた歩みをすることが出来るのです。
 私たちも日々イエス様の前に出てすべての思い煩いを主にゆだねて、他の人々をも潤す者とされたいと願います。
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