「永遠の命を受ける者」
ヨハネによる福音書5章19~30節
(1)神の子イエス。
イエス様は父なる神の御心に従ってすべての歩みをしていると証されました。イエス様ご自身は神と等しい方(18)でしたが、自分の願いや思いで行動されるのではなく、父なる神様の語りかけを聞いてわざを行われたのです。それはイエス様の御業を見て人々がイエス様を信じるようになり、永遠の命を受けるためでした。
(2)主の言葉を聞く者。
「よくよくあなたがたに言っておく。わたしの言葉を聞いて、わたしをつかわされたかたを信じる者は、永遠の命を受け、またさばかれることがなく、死から命に移っているのである」(24)。
イエス様は、「アーメンアーメン」、訳すと「まことにまことに」と語られ、心に留めるように導かれました。イエス様の言葉を聞く者は、神様を信じる者であり、既に永遠の命を受ける者とされていると示されました。
イエス様を今私たちは見ることはできませんが、イエス様は今も同じように語りかけて下さっているのです。
(3)生命を受ける者。
イエス様は何度もイエス様の言葉を聞くことの大切さを示されました。
この話を聞いていたユダヤ人たちも聖書を読み、神様の御心に従って歩んでいるつもりでした。けれども神の子であるイエス様の言葉を聞いて信じることはありませんでした。私たちも彼らのように自分の思いや考えでみ言葉を判断してしまって、本当の意味で神様の御心を聞くことが出来ない弱さを持っています。
私たちもイエス様のようにいつも神様のみ旨を求めて歩むものでありたいと願います。