「主イエスのよみがえり」
ルカによる福音書24章1~12節
(1)からの墓。
週の初めの日、夜明け前に、女性たちはイエス様のご遺体に香料を塗りにきました。彼女たちは墓が空っぽなのを見ました。けれどもイエス様が告げられていた復活のみ言葉(ルカ9:22等)を思い出すことはできませんでした。そこで途方に暮れて落ち込んでいました。彼女たちはイエス様の十字架の死を見、またご遺体がないということで失望落胆していたのです。
その女性たちに二人のみ使いが現れました。「あなたがたは、なぜ生きた方を死人の中にたずねているのか」(5)けれどもイエス様のご遺体がないということは本当はみ言葉の実現でした。
私たちも現実を見てイエス様を見失うようなことが起こりますが、その中でみ言葉、神様のご計画が静かに進められているのです。
(2)主イエスのよみがえり。
「そのかたは、ここにはおられない。よみがえられたのだ。まだガリラヤにおられたとき、あなたがたにお話しになったことを思い出しなさい」(6)。
み使いは、女性たちにイエス様が死に打ち勝ってよみがえられたことを告げ、み言葉を思い出すように勧めました。み言葉を思い起こすことによって復活の主に出会えることを伝えたのです。
今日の私たちもイエス様に直接出会うことはできなくても、み言葉を握って歩む時にみ言葉を通して復活の主に出会い、力をいただくことが出来るのです。