鳥取信和教会
「助け主、聖霊」
ヨハネによる福音書14章18~27節

(1)主イエスの約束
 イエス様は十字架につけられる前に弟子たちにみ言葉を与えられました。イエス様は弟子たちに「わたしはあなたがたを捨てて孤児とはしない。あなたがたのところに帰って来る」(18)と約束されました。
 まずイエス様はご自身が十字架で死なれた後、復活し、その復活の命を弟子たちに備えることを示されました(19)。
 次にその日には、主を愛しみ言葉に従って歩むものに父なる神を表すイエス様が顕れて下さることを示されました。

(2)主を愛する者
 そこで弟子のひとりであったユダがイエス様に世に対して現れないのはなぜですかと尋ねました。それに対してイエス様は主を愛してみ言葉に従って歩むものを、神様が愛し、主が共にいると約束されました。つまりイエス様は、イエス様がいなくなると聞いて不安になっている弟子たちの心を知ってみ言葉にとどまるように励ましの言葉をかけられたのです。

(3)助け主、聖霊
 「しかし、助け主、すなわち、父がわたしの名によってつかわされる聖霊は、あなたがたにすべてのことを教え、またわたしが話しておいたことを、ことごとく思い起させるであろう」(26)。
 またイエス様は、弟子たちにイエス様のみ言葉を思い起こさせる聖霊を与えることを約束されました。聖霊が弱い者をイエス様のみ言葉に従って歩むものと変えてくださるのです。
 弟子たちはペンテコステの日に聖霊をいただくことによって恐怖から解放され、大胆に主を証する者とされました(使徒2章等)。私たちも聖霊をいただいて主のみ言葉に従い、主を証する者とされたいと願います。
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