「人の子の日」
ルカによる福音書17章22〜37節
(1)人の子の日
イエス様は、弟子たちに人の子(イエス様)が見られない時が来ることを示されました。イエス様は見えるものではなく、見えなくても信じるように教えられています(23)。
私たちはどうしても見えるものによって判断しやすい弱さを持っています。そしてその後、人の子の日、つまりイエス様が再び来られる時があることを語られました(24)。
(2)ノアやロトの時。
イエス様は、イエス様が再び来られる日はノアやロトの時のように突然来ることを示されました(26)。それはまた困難や苦しみがいつ襲ってくるか分からないことを教えています。
(3)命を保つ者
「ロトの妻のことを思い出しなさい。自分の命を救おうとするものは、それを失い、それを失うものは、保つのである」(32,33)。
まずロトの妻を思い出すように示されました。ロトの妻は御使いによってソドムの町から救い出された時に、後ろをふり返えらないように警告を受けていたにも関わらず、財産や友人やかつてあった生活などを気にして振り向いてしまい、塩の柱になってしまいました(創19:26)。
イエス様は、私たちが財産や持ち物を大切にしているのか、神様やイエス様を大切にしているかを問われています。いつでも命がイエス様にあることを覚えてイエス様だけを目当てとして歩むものでありたいと願います。