「聖霊の満たし」
使徒行伝2章1〜13節
(1)聖霊の満たし。
五旬節(ペンテコステ)の日、みんなの者が一緒に集まっているところに聖霊が降りました。約束の御言(1:8)を信じ集まって心を合わせて祈り続ける時に主は働いてくださるのです。
聖霊は風、舌、炎のようなかたちで降りました。聖霊は風のようにみこころのままに自由に働き、舌のように神の言葉を伝え、炎のように私たちの罪を焼き尽くし新しくしてくださる方なのです。
(2)他国の言葉で語り出す
「すると、一同は聖霊に満たされ、御霊が語らせるままに、いろいろの他国の言葉で語り出した」(4)。
聖霊によって使徒たちは他国の言葉で神様の言葉を伝えました。七週の祭のために集まっていた離散の民はそれぞれの母国の言葉で福音を聞きました。これは大切なことを伝えています。一致して神に対抗するために塔を築こうとした人々の言葉を神様が乱されました(創世記11章)。ここでは、違う言葉を話す人々が同じ福音を聞きました。違う者が主にあって一つの民とされたのです。
今日の私たちにも同じ聖霊を与えてくださると約束してくださっています(ルカ11:13)。私たちも御言を信じて、共に祈り続け聖霊によって主を証しするものとされたいと願います。