「愛なる神」
ルカによる福音書15章25〜32節
(1)怒る兄。
弟が放蕩三昧の末に帰ってきたにもかかわらず、父が喜んで迎えたと聞いて兄は怒りました。
ここに人の姿が描かれています。ちょっとしたことで人に嫉妬し、すべてを与えてくださっている神様に感謝せずに不平不満をもってしまう人の弱さが示されています(29)。
(2)愛なる神。
「すると父は言った、『子よ、あなたはいつもわたしと一緒にいるし、またわたしのものは全部あなたのものだ』(31)。
そのような私たちを神様はなお愛して共にいることを約束し、すべて最善のものを備えてくださっていることが示されています。
(3)共に喜ぶ。
「しかし、このあなたの弟は、死んでいたのに生き返り、いなくなっていたのに見つかったのだから、喜び祝うのはあたりまえである』」(32)。
神様は罪人が救われたことを共に喜ぶように導かれています。しかし、私たちは本心から共に喜び、共に悲しむことができないものです。
いつも神様の前に出て行って神様の愛を受けて人々を愛するものとされたいと願います。