鳥取信和教会
「主イエスの変貌」
マタイによる福音書17章1〜13節

(1)主イエスの変貌。
 十字架での死を覚えて(16:21)イエス様は山に登られ神様に祈られました。その時、イエス様の姿が変えられ、光り輝きました。これはイエス様が人となれる前に本来もっておられた栄光の姿でした。
 神様はイエス様の姿を変えられることによってイエス様が神様の子であることを表されました。さらにモーセとエリヤを遣わして十字架の意義を示さし、励まされました。

(2)ペテロの願い。
 イエス様がモーセとエリヤと話し合っているところに、ペテロがわって入るようにイエス様に話しかけました。ペテロは、今のすばらしい状況の中にずっといたいと思って三人のために小屋を建てることを提案しました。
 これはイエス様の十字架を理解しようとせず、苦しみを思いやるものでもなく、ただ自分勝手な願いを述べたものでした。

(3)これに聞け
 『彼がまだ話し終えないうちに、たちまち、輝く雲が彼らをおおい、そして雲の中から声がした、「これはわたしの愛する子、わたしの心にかなう者である。これに聞け」』(5)。
 そのペテロを遮るようにして神様は、イエス様が神様の愛する子であることをしめされ、弟子たちに聞き従うように語られました。私たちも弟子たちのように自分勝手な祈りをしやすいものですが、日々イエス様の声に聞き従うものとされたいと願います。
 「彼らが目をあげると、イエスのほかには、だれも見えなかった」(8)。
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