鳥取信和教会
「神の国の晩餐会」
ルカによる福音書14章12〜24節

(1)招待すべき人。
 イエス様は自分を招いた人に「むしろ、宴会を催す場合には、貧しい人、体の不自由な人、足の悪い人、目の見えない人などを招くがよい」と語られました。
 招いたパリサイ人のかしらは自分のことを「貧しい人、体の不自由な人、足の悪い人、目の見えない人」とは違って神様に選ばれた者であると思っていました。けれどもイエス様は「貧しい人、体の不自由な人、足の悪い人、目の見えない人」が神様に選ばれた者であり、兄弟姉妹として迎えるように教えられたのです。

(2)神の国の晩餐会。
 イエス様は神の国について晩餐会のたとえを用いて話されました。
 晩餐会の招待を一度受けていながら断ってしまう人々は私たちの姿を表しています。彼らは「牛」、「土地」という財産に目を留めています。私たちも与えてくださる神様に目を留めるよりも自分の持っているものに心を向けてしまう弱さを持っています。
 また「妻」つまり家族を理由にして断っています。私たちも神様を第一にするのではなく家族の方を大事にしてしまうことがあります。

(3)主の招待。
『いますぐに、町の大通りや小道へ行って、貧しい人、体の不自由な人、目の見えない人、足の悪い人などを、ここへ連れてきなさい』(21)。
 主人は「貧しい人、体の不自由な人、目の見えない人、足の悪い人」を連れてくるように命じておられます。私たちがへりくだって神様の前に貧しい人であると認めるとき、神様は私たちを再び招いてくださるのです。
 私たちはいつもへりくだって神様の招きに応答し、主を証しする者でありたいと願います。
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