「主イエスのバプテスマ」
ルカによる福音書3章15〜22節
(1)バプテスマのヨハネ。
バプテスマのヨハネは救い主の道を備えるために悔い改めのバプテスマを人々に授けました。その中で「わたしは水でおまえたちにバプテスマを授けるが、わたしよりも力のあるかたが、おいでになる。わたしには、そのくつのひもを解く値うちもない」(16)と言い表しました。
ヨハネは自分を価値ある者とせず、自分を人々に伝えるのではなく救い主であるイエス様を伝えたのです。
(2)聖霊と火によるバプテスマ。
イエス様は「聖霊と火とによって」「バプテスマ」を授ける方として紹介されています。イエス様は、イエス様を信じる者を、聖霊と火によって不必要なものを取り除いて神様の子としてくださるのです。
(3)主イエスのバプテスマ。
イエス様はヨハネからバプテスマをうけました。これは何気なく記されていますが大切なことです。イエス様は罪ある方ではありませんでしたが、ご自分を低くして罪ある者、価値のない者として悔い改めのバプテスマをうけられたのです。イエス様がへりくだって、祈っておられる時に「聖霊がはとのような姿をとってイエスの上に下り、そして天から声がした、「あなたはわたしの愛する子、わたしの心にかなう者である」」(22)と御言をいただいたのです。
私たちも日々神様の前にへりくだって祈り御言をいただいて主の証人として歩むものでありたいと願います。