「主に帰れ」
イザヤ書55章1〜13節
預言者イザヤは、悟らない民に対して、なお主の御言を示しました。
(1)みな水に来たれ。
「さあ、かわいている者は みな水にきたれ。金のない者もきたれ。来て買い求めて食べよ。あなたがたは来て、金を出さずに、ただでぶどう酒と乳とを買い求めよ」(1)。
神様は値なしに水を求めよと語っておられます。神様は私たちのために既にイエス様という代価を払ってくださっているのです。私たちはイエス様を信じるだけでいのちの水をいただくことが出来るのです(3)。
(2)主に帰れ。
「悪しき者はその道を捨て、正しからぬ人はその思いを捨てて、主に帰れ。そうすれば、主は彼にあわれみを施される。われわれの神に帰れ、主は豊かにゆるしを与えられる」(7)。
主は、主に従いきれない人の弱さを知って「悪しき者」、「正しからぬ人」に心を留め、招いて下さる方なのです。それだけでなく主に立ち返るときに豊かな祝福を約束して下さっています。
(3)言葉はむなしく帰らない。
「このように、わが口から出る言葉も、むなしくわたしに帰らない。わたしの喜ぶところのことをなし、わたしが命じ送った事を果す」(11)。
主が約束された言葉が必ず実現することが示されています。私たちの目には見えない時もありますが、神様の時に御言を成し遂げて下さるのです。私たちはイエス様を信じ、御言をいただいて体験する者でありたいと願います。