鳥取信和教会
「目を覚ましていなさい」
ルカによる福音書12章35〜48節

(1)目を覚ましていなさい。
 「あなたがたも用意していなさい。思いがけない時に人の子が来るからである」(40)。
 イエス様は、弟子たちに婚宴から帰る主人を待ち望む僕(36)のようにイエス様が再臨する時を待ち望むように示されました。
 これは私たちにとって難しいことです。私たちはどうしても今日しなければならないことや抱えている問題などの現実に目を向けやすい者です。
 イエス様にまず目を留めていくならば祝福してくださると約束されています(37)。

(2)忠実な思慮深い家令。
 イエス様の再臨の話がよく分からなかったペテロは「誰に向けて話されているのですか」と質問をしました。イエス様は、弟子たちに話しておられることを示すために「忠実な思慮深い家令」のたとえ話をされました。
 ここで忠実な思慮深い家令は召使いの世話をしていることが描かれています。イエス様を信じる者は他の人に仕える者、「祝福の基」(創世記12:2)であることを表しています。

(3)主人のこころを知って行う。
 イエス様を信じる者は「主人のこころ」を知るものであることが教えられています(47)。私たちは御言によってイエス様の御心を知るものとされているのです。
 私たちは忠実な思慮深い家令として日々イエス様の前に出て御心を教えられ行う者とされたいと願います。
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