「ヤコブとエサウ」
創世記25章19〜36節
(1)イサクとリベカの祈り。
イサクは40歳の時にリベカと結婚しました。けれども子どもがなかなか与えられませんでした。そこでイサクはリベカのために子どもが与えられるように祈りました。20年間与えられませんでしたが、アブラハムに与えられた祝福の言葉を信じて祈り続けました。
子が与えられたときリベカは、あまりにもおなかの中で子どもが動いているのを感じて主に祈りました。
(2)主の導き
「主は彼女に言われた、「二つの国民があなたの胎内にあり、二つの民があなたの腹から別れて出る。一つの民は他の民よりも強く、兄は弟に仕えるであろう」」(23)。
主は双子が生まれるということだけでなく、主がその双子の将来までご計画をもって導かれることを示されました。
(3)ヤコブとエサウ
ヤコブとエサウが成長した時、エサウが長子の特権をヤコブの赤い豆の煮物と取り替えるという出来事がありました。長子の特権は、普通は他の兄弟の2倍の財産を受け継ぐというものでありましたが、ここではアブラハムの祝福を受け継ぐことを表すものでした。けれども「エサウは長子の特権を軽んじた」(34)。ヤコブの行為も褒められたものではありませんが神様を求めることが何よりも大事であることが示されています。
私たちも神様を第一にして日々祈り求めるものでありたいと願います。