鳥取信和教会
「みこころのままに」
マルコによる福音書14章32〜42節

(1)ゲッセマネの祈り。
 イエス様は十字架につけられる前日、ゲッセマネにおいて祈られました。イエス様はいつも祈りを大切にされていました。洗礼を受けられる時(ルカ3:21)も、十二弟子を選ばれる時(ルカ6:21)にも、5千人の給食の時(ルカ8:16)にも、事あるごとに祈られました。私たちもイエス様の祈りの姿にならう者でありたいと願います。

(2)みこころのままに。
「 アバ、父よ、あなたには、できないことはありません。どうか、この杯をわたしから取りのけてください。しかし、わたしの思いではなく、みこころのままになさってください」(36)。
 イエス様は神様を全く信頼して祈られました。そこで自分の思いのありのまま告げられました。イエス様は苦難、神様から離される死の現実を知って取りのけてくださるように祈られました。けれども神様のみこころがなるようにと委ねられました。
 私たちもありのままに自分の心の内を主に打ち明けると共に、どのような主の御言にも従う者でありたいと願います。

(3)まだ眠っているのか。
 イエス様は眠っている弟子たちをやさしく諭されました。弟子たち自身が誘惑に負けないために祈るようになお勧められ、弟子たちの弱さを思いやられました(38)。さらにまだ眠っている弟子たちに「立て、さあ行こう」(42)と試練に共に立ち向かおうと語られました。
 弟子たちのように苦難の中で眠りこけてしまう弱さを持っていますが、主の御言に応答して立ち上がる者でありたいと願います。
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