「最初の弟子たち」
ヨハネによる福音書1章35〜51節
(1)神の小羊。
バプテスマのヨハネは、イエス様のことを弟子たちに「神の小羊」として紹介しました。イエス様は私たちの罪を取り除くために犠牲の小羊となってくださったのです。弟子たちはそのヨハネの言葉を聞いてイエス様の後についていきました。
(2)何か願いがあるのか
イエス様は「何か願いがあるのか」と問われました。イエス様は人の心の奥底にあることまでご存じなのです。そこで二人は自分が求めているものが何であるか知るためにイエス様の泊まっている場所を尋ねました。「イエスは彼らに言われた、「きてごらんなさい。そうしたらわかるだろう」」(39)。イエス様は二人の弟子たちに最善の道を用意されていました。従った時に二人は自分が求めているものが「キリスト」であることを知ることが出来たのです(41)。
(3)わたしに従ってきなさい。
「その翌日、イエスはガリラヤに行こうとされたが、ピリポに出会って言われた、「わたしに従ってきなさい」」(43)。
イエス様は人々にふさわしい道を用意して下さっています。アンデレはシモンに、ピリポはナタナエルにイエス様を紹介していきました。私たちも主に従うときに主を証しする者とされるのです。
(4)人の子の上に上り下り。
「よくよくあなたがたに言っておく。天が開けて、神の御使たちが人の子の上に上り下りするのを、あなたがたは見るであろう」(51)。
これはヤコブが見た天のはしご(創世記28章12節)から引用されているものです。イエス様が神様と私たちを結ぶはしごになって下さっていることが示されているものです。イエス様が私たちの祈りを引き上げてくださっているので、どのような祈りも聞かれているのです。