鳥取信和教会
「種まきのたとえ」
マタイによる福音書13章1〜9節

 イエス様はたとえ話で多くの話をされました。その理由として聞く者はより聞き、聞かない者はより聞かなくするためであると語られました(12)。イエス様はみ言葉を素直に注意深く聞こうとする人々に語られたのです。

(1)種まきのたとえ。
 イエス様は「種まき」のたとえを語られました。弟子たちも最初はこのたとえがわかりませんでした。弟子たちはイエス様に尋ねました。そこでイエス様は種まきのたとえの意味を示され、「種」とは「御言」であり、それぞれの土地は「人の心」を指すことを説明されました。頑なな心や困難や誘惑で御言から離れてしまう人の弱さが示されています。私たちもともすれば御言に聞いているようで自分の考えや経験や世の知識で歩みやすい者であることを覚えます。どのように分かるように思える御言であったとしても弟子たちのようにイエス様に聞いていく者でありたいと思います。

(2)良い地。
「ほかの種は良い地に落ちて実を結び、あるものは百倍、あるものは六十倍、あるものは三十倍にもなった」(8)。
イエス様は、今も弱い私たちを御言によって導いておられます。私たちも聖霊によって良い地に耕されて実を結ぶ者とされたいと願います。
Copyright©Tottori Shinwa church,all rights reserved.